日本の最低賃金についてこんな記事がありました。
日本の最低賃金を1500円に引き上げたら起こる「三つの悪いこと」 (msn.com)
読んでみればなるほどねと思ったんで記事にします。上の記事の結論から言うと経済成長がないのに最低賃金を引き上げるのは理にかなってないということのようです。
ベトナムに住んでると実感する賃金の上昇
ベトナムに住んでいると賃金の上昇を肌で感じます。最低賃金は毎年上がってますし、一般の会社員の給与も目に見えて上がっています。私は職業柄他社の給与推移にもよく目を通す立場なんですが、ほんの5年でも給与相場がずいぶん変わりました。それに伴い物価もやっぱり上がっています。一方日本人の給料はほんとに変わらないですね。現地でもベトナム人と日本人の給与差がどんどん縮まっています。相対的な生活充実度ではベトナム人に抜かれる日もそう遠くないんじゃないでしょうか(いや、心理面では既に抜かれているか?)。
日本の最低賃金が1500円になると
仮に日本の最低賃金が今1500円になった場合、ベトナム人実習生や出稼ぎ留学生は大喜びでしょう。こんなに稼げるならと目の色変えてかつてのようなハングリー精神旺盛な労働者が日本に押し寄せるんじゃないでしょうか。企業側がこの最低賃金で実習生を受け入れようと考えるかは疑問ですが、日本人と同じパフォーマンスが期待できるのであればハングリー精神旺盛かつ素直な実習生であればニーズがあるかもしれませんし、外国人受け入れのハードルが下がれば単純労働の大半は外国人がやるみたいな社会もありえるのかなぁと。。。