ベトナムの性に関する真面目な&俗な情報について考えたこと

ベトナムは日本のようなポルノはご法度な国なわけですが、行為そのものは当然ありますので、それについての情報は色々あります。今回はネット上にあるベトナム語の性に関する情報サイトについて考えたことを書きます。

ネットの普及により性に関する情報が普及

インターネットの普及により今はベトナムでもポルノの類を見ようと思えば見れますが、世界的に有名なポルノサイトなどはアクセスできないように管理されています。一方夫婦の営みなどで真面目に?情報を必要としている人もいるわけで、そういった観点で〇ックスを解説しているウェブサイトは結構あります。不妊やEDの観点から医師や病院が発信しているものもあり、内容的にもモロな画像などはなく性的な刺激を受けるような描写ではありませんので、一つの情報ツールとしての役割を担っています。

少し話がそれますが妻や他のベトナム人女性から聞いた話では、ベトナム人男性で雑な〇ックスをする人はそれなりにいるようで、それが原因で行為に不快感を覚えるベトナム人女性、子どもを産み終えるとそれ以後の行為は望まない女性も少なくないようです。また拒まれた男性は外で浮気に走り結果的に離婚となるケースも珍しくないのだとか。浮気は嫌なので不本意ながら夫の要求に応じているというベトナム人奥さんの話もよく聞かれます。

言うまでもなく〇ックスは相手ありきの行為なので相手の満足があって初めて自身の満足を追求してもいいのではというのが私の考え。というわけでこんな感じのウェブサイトで正しい知識を得ることは大事なことだろうなと真面目に思いました。

はい、で話を戻します。この手のサイトに色々目を通してみますと、解説で使われる人称に目がいきます。多くのサイトでは男性と女性を表す言葉に「chồng/vợ」が使われています。これは日本語で「夫/妻」に当たる単語なわけですが、婚前交渉が普通になった現代のベトナムでも一応建前としては〇ックスは結婚した男女がする行為というスタンスを貫いていることが窺えます。こういうところにお国柄が現れるもので、現代でも建前としては未婚の男女がそういう行為に勤しむのは憚られるという姿勢が読み取れます。

また男女関係なく「bạn tình」という単語も見られます。日本語訳は「〇ックスの相手」といったところでしょうか、対象定義が広いのである意味無難な言葉と言えます。

やっぱり楽しみたいのは万国共通

今どきのベトナム人男女は「やっぱりやるからには楽しみたい」と考えるわけで、それは万国共通だと思います。真面目な情報だけでは物足りないので、もっと俗っぽい情報も巷には出回っています。まあこういってはあれですが、上で書いた通りポルノ御法度な国ですので過激さでは日本の足元にも及びません。但し個人的に興味深いと思った情報サイトもいくつかはあります。描写がかなりモロなのでリンクなどは控えますが、いわゆるベトナム語で解説される各体位とその名称について。

日本にも四十八手たるものがありますが、その名称は凝ったものが多く、名称だけではどのような体位なのか想像できないものがほとんどです。一方ベトナム語の名称は英語をそのままベトナム語に訳したものやベトナム独自の名称などがあり、中にはトリビアばりに「へ~」となる名称もあります。細かい描写はしませんがベトナム語で「カエル」や「Kスタイル」なんて名称も個人的に「中々やるな!」と思いました(バカ)。

因みに妻に解説されている体位の名称をそれぞれ知っているか聞いてみると「ほとんど知らない」と言ってました(でも一応いくつかは知ってるのね。。。)。

この手の類の情報も単にいやらしいものと捉えるのではなく、きちんと正しい情報を得るツールとしての役割を果たし、双方の幸福度を高めるものとして機能するのであればあながち悪いものでもないなと感じた今日この頃です。

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