ちょっと前にダナン市にあるカフェで12歳未満お断りのカフェが物議を醸しました。特に高級カフェというわけでもないのに子どもを断るとは何事か!という意見や落ち着いた空間を提供したいカフェ側の姿勢を擁護する声などで割れています。今回はそんなお子様お断りカフェに関する私見を書きます。
個人的にはアリだと思う
12歳未満お断りのカフェがあっても個人的にはいいと思います。すべてのカフェでお断りだとどうかと思いますが、中にはそんなカフェがあってもいいんじゃないかと。それで客を逃すのか、逆にそういうのを求めて客が集まるのかはその店の器量に依るんじゃないでしょうか。まあ日本で同じようなタイプのカフェができたとしたら多分12歳未満じゃなくて未就学児(6歳以下)ぐらいの年齢設定かなぁと勝手に思っています。つまりそれだけうるさいんですよ、ベトナムの子どもは。。。
こんな店が出る背景として公共の場で子どもに甘いベトナムに対してうんざりしているベトナム人がそれなりに出始めたということではないでしょうか。「ベトナム人」というのがポイントで、「外国人」がどれだけうんざりしてもこれは変わりようがないわけで、やはりベトナムの「ベトナム人」というところが重要です。ベトナムにおける「子ども」という免罪符が弱まってきているのかもしれません。
どうしても日本の子どもと比べてしまう
レストランとかスーパーとか或いは乗り物といった公共の場で騒がしいベトナム人の子どもを見ると、どうしても日本人の子どもと比べてしまう自分がいます。最近では日本も主に親が原因とされている子どもの迷惑行為が増えているようですが、それでもやっぱり日本の子どもはいい意味で大人しいです。一方ベトナムの子どものほうがより本能的に活動しています。
「大らか」とか「のびのび」など捉え方で何とでも表現できますが、結局は周りの大人がどう感じるかで子どもの振る舞いにも影響があるのがよく分かります。そんな環境なので逆にそれなりに節度のあるベトナムの子どもをみると普通以上にしっかりした子に見えてしまいます。
テト期間中はマンションに住むほとんどの人が田舎に帰るので建物全体が静まりかえり、それが私にとっては快適です。でも日本だったらこの静けさが日常だと考えると何とも言えない気分になります。