ミドル30の私が最近歳を取ったなと感じること。こう言うと40代以上の人から「まだまだ若い癖に何言ってんだ」と笑われそうですが、一応私なりに20代までとは違う点をいくつか書きます。
肉体的な問題
・慢性疲労を実感
若いときはどんだけ疲れてもとりあえず睡眠時間があれば一晩で全快しましたが、疲労困憊時は一晩の休息では全快は無理。てか頑張っても連続8時間睡眠が限界。途中で目が覚めますし疲れが残ります。ドラクエで宿屋に泊まってもHPが中途半端にしか回復していない感じです。今の仕事をしていると本当の意味で仕事をシャットダウンした休暇を取れないのもちょっと原因があるのかもしれません。
・体力の衰えが早いことを実感
ガチでスポーツをしていた20代前半と比べて体力が衰えていることは明らかですが、定期的なランニングやストレッチなど一応極端な運動不足になることがないよう今に至っています。しかし色々な事情で暫く運動から遠ざかる時期もあるのですが、久しぶりに再会した時の体力の落ち具合、体の硬くなる速さなどがやはり20代までと同じようにはいかないという実感をもっています。これはこのまま放っておくとエライことになるなという危機感があるものです。
・アルコール分解速度が弱まった
飲める量は変わらないですが、抜ける速さが遅くなってます。ベトナムに来た頃は地酒をしこたま飲んでそのまま寝るとかをよくやってましたが、今は飲んだ後、或いは飲みながら水を飲んだり何か食べたりと、ちょっと注意しないと次の日まで酒が残りやすくなったように思います。
感覚的な問題
・若者を見る目線
「自分とは違う世代の若い子たち」という目線ができました。とりあえず理解しがたいことについては「今の若い子はこうなのね」と考えるようになります。これまでは「まだ自分は若い世代寄り」と思ってましたが、いよいよ違う枠組みの層に自分がいるという自覚が芽生えます。
・短髪が好きになる
20代までは比較的長めの髪型で過ごしてましたが、最近は短髪もいいなと感じるように。若いときは、歳をとると短髪の人が増えるなと思っていましたが、私ももれなく仲間入り。多分ベトナムの環境も関係があります。まずハノイでの高温多湿で中途半端な長さの髪形は手入れが大変です。秋冬の季節はまだいいですが、元々くせ毛傾向の私の髪では高温多湿のハノイではうねる、うねる。夏場は間違いなくセットが決まらないですし、短髪のほうが女性からの受けがいいです。嫁からも「髪長いね(つまり:あんたまだ髪切らないの?)」ということをよく言われますので、今は季節ごとに髪の長さを調整しています。
・女性の見え方
20歳前後の顔よりアラサーあたりの女性のほうが魅力を感じます(もちろんどちらも美人という前提)。魅力的な女性とは何たるやをより深く考えるようになったのかもしれません。自分と同じぐらいの年齢層を好むと言えばそこまでですが、やっぱり20代前半、大学卒業したてぐらいの年齢の子は以前と比べて幼い子を見るみたいな感じになっています。
家庭的な問題
・老後を考える
「まだ早いだろ!」とツッコまれる方もいるかもしれませんが、昨今の老後問題が日本でこれだけ取り上げられていたり、ベトナムで今後も生きる覚悟でやっているとそういうことも考えないといけないと思うようになっています。逆に言えば今からその準備を始めるとまだまだ時間があるから何でもできるんじゃない?と若干楽観的になっているようなところもあります。しずれにしても家庭を持ったというのが理由かと思いますが、金銭面含め、老後は極力子どもや周りに迷惑をかけないよう今のうちに準備する必要を感じています。
・子どもが一つの納得要素
レストランやホテルなど「選択を間違ったかな、金もったいねぇ~」と思うようなことがあっても、とりあえず子どもが楽しそうにしてたら「まあいっか」と感じるようになりました。とりあえず子どもが楽しんでいればどんなことでも一つの納得要素になる気はしています。私は元々子ども嫌いで、自分の子どもに対してはどんな感情を持つものか?と結婚前から常々考えていましたが、いざ持ってみるとかわいいものです(たまにムカつきますが)。例外もあるんでしょうが、親が子どもを育てる上で自然な感情なんでしょうね。
10年後は更に項目が増えてるのかな?