ベトナムでもキャッシュレス決済が普及しており、スーパーや商業施設などではどこでもキャッシュレスで会計ができます。現金を持ち歩く必要がないという点で安全面でもメリットが高いキャッシュレスですが、少し思うところがありますので書きたいと思います。
現金持ち歩かなすぎ
カードやらネットバンキングなどで日頃支払いを済ませている人は本当にそれだけで完結させているのか、手持ちの現金をほとんど持ち歩かないという人が多いです。なのでいざ現金しか使えないという場面になるとキャッシュが足りず近くのATMなどに走ることになります。他にも知り合いや或いは赤の他人に現金を借りるということもあり、その場で相手のネットバンキングで送金する代わりに現金をもらうというやり取りは様々な場面で見られます。
支払いに時間がかかる
スーパーなどでそれなりに人が並んでいるときにキャッシュレス決済をすると現金で支払うより時間がかかります。カードで支払う分にはそれほどでもないのですが、QRコードを読み取るタイプのネット回線を利用するパターンではそれなりの時間がかかります。ネット回線が悪いとかQRコードをうまく読み取れないとか、なんかよく分からないけど決済画面に切り替わらないとかで後ろの人が長時間待たされる、などなど。
できないならできないで現金に支払いを切り替えるということも前述の通り現金を持ち合わせていないのでできず、結局ひたすら待つ羽目になります。店側も保留にして後ろで待っている人の精算を先に処理するようなことは基本ないですし、これは中々のプチストレスとなります。
日本で生まれ育つと支払いに限らず「待たされる」ことに慣れていないとつくづく感じます。