先月の一時帰国を通して日越の空港それぞれで見るベトナム人について感じたことを少し書きます。あくまで主観的なものなのであしからず。因みにハノイ⇔大阪なので、空港はそれぞれノイバイ空港と関西空港という設定です。
ベトナムの空港にいるベトナム人
ベトナムの空港で見るベトナム人については「実際に飛行機に乗るベトナム人」と「見送りに来ているベトナム人」で分けて書きます。
実際に飛行機に乗るベトナム人
日本行の飛行機に乗るベトナム人は旅行者よりも就労者(エンジニア・技能実習生など)や留学生関連の人が圧倒的に多いです。なので年齢も若い層が中心になります。ただ初めて日本に行く人の場合は海外や飛行機の経験がないという人も多いようで、チェックイン時や搭乗時にもたついたり何かと時間がかかる人が多く、後ろで待つ身としてはイラつかされることもよくあります。また複数の仲間と一緒に行くような場合は何かとワイワイしたりと学生のような雰囲気を持っている層も見受けられます。
見送りに来ているベトナム人
技能実習生、留学生などの場合、地方から空港まで大勢の親族が見送りに来ていることも珍しくありません。で、やっぱり民度もその田舎のまんまなので、色々辟易することがあります。空港のベンチがその親族で占拠されていることもありますし、地べたに座っている人、裸足で走り回っている子どもを見ることもしばしば。チェックインの列以外での空港の混雑具合って、この手の人たちが大半のような気がします。身内の見送りに10人前後の人が来るということもザラですからね。到着ゲートの混雑具合も同じで、これは新興国共通の光景のような気がします。飛行機が国内線の場合、この手の人たちも大勢飛行機に乗りますので飛行機内がカオスになることもあります。
日本の空港にいるベトナム人
ベトナムへ一時帰国なり本帰国なりの層が中心です。さすがに日本の生活で揉まれていると言いますか、並んでいるときや手続きのときなど全体的にベトナムの空港よりも落ち着いている人が多いように見えます。会話や電話での声量もベトナムにいるベトナム人よりも控えめな気がし、ベトナム人でも日本人でもやっぱり「外」を知るって大事だなぁと思わされます。また特徴としてはスーツケースの他にデカい段ボール箱を持っている人が多いことでしょうか。恐らくベトナムで待つ身内や友人のための土産などがたくさん詰め込まれているんでしょう。
なんか職員の対応がきついような。。。
関西空港での話。チェックインカウンターや出国審査での外国人への対応に少し違和感を感じました。何というか日本人に対してよりも対応がキツイ人が多いように思います。私が直接見たのは中国人とベトナム人に対してでしたが、「怒ってんの?」というような剣幕で日本語で話をしています。同じ人がその後私の対応をしましたがいたって普通。というか日本人に対しても先の外国人と同じような態度でこられたらほとんどの人は腹が立つのでは?と思います。
敢えてその職員の肩を持つなら、外国人相手に日本語を話すので分かりやすく、聞きやすくするために大きい口調で話していた、という解釈もできなくもないですが、不愛想且つ威圧的な態度はベトナムの入管を彷彿させます。毎日何人も勝手が分からない外国人を相手にしてるからストレスが溜まってるのかもしれません。まあそんなこと理由にもなりませんが、誰か同じこと感じた人いないかな。。。