ベトナム人との恋愛で悩む前に考えるシンプルなこと

先日一時帰国した際にアメリカで15年ほど暮らして本帰国した友人と国際恋愛について話す機会がありました。その友人は~系アメリカ人といった色々な人種と恋愛経験がある奴でベトナム系とも経験があります。今回はそんな友人と国際恋愛について話合った内容から考えたことを書きます。

枠を外せばただの男女

国際恋愛という点で日本人が共通してもつ感覚が通じない、というのが悩みやすい点としてあげられるのかもしれませんがシンプルに考えればそう悩むものではないという考えもできるわけで、そもそも同じ「人」同士の交際と考えればいかがでしょうか?

以下に経験も踏まえて、シンプルな考え方を書きます。

①人としてされて嬉しいこと嫌なこと

万国共通で人間がされて嬉しいこと嫌なことはあります。そこは日本人であろうが外国人であろうが関係ないので余計なことを考える必要はないかと。

②男女としてされて嬉しいこと嫌なこと

若干国民性などが入ってきますが、それでも万国共通な部分はあります。例えば女性であればちょっとした変化に気付いてもらうと嬉しいものですし、男性であれば自分を立ててくれるような女性に対して嫌な気になるものではありません。他にも万国共通で通じるものはたくさんありますが、相手のことを思い遣る気持ちが根底にあると思います。

国民性でされて嬉しいこと嫌なこと

①と②を越えて③のフェーズに入ると思います。しかし国民性と言ってもその人の性格によって一人一人変わります。ですので一朝一夕で理解できることでは当然なく、互いに長く付き合いながら二人だけの居心地のいい距離や接し方を模索していくといった感じが正解かと。

また文化の違うもの同士ですので、時には相手の考え方や行動に腹を立てることもあるでしょう。しかしそこでぶっきらぼうに自分の文化の価値観に則って相手を非難したりするようでは関係はまず続きません。お互いにそれを受け入れて話合い、解決していく姿勢がないようであればそもそも国際恋愛には向いていないと考えるべきです。ときには自分の習慣を崩す必要もあるでしょうし、相手も同様です。それでも関係を続けたいと思えるのは根本的な感情面の一致があるからです。

①~③は国際恋愛に焦点を当てて書いていますが、③を「育った環境」としてしまえば日本人同士でも似たようなものだと思います。あとはお互いの性格の合う合わないなどがありますので、それが合わないのであれば自然と恋愛感情も冷めていくはずです。

ですので「〇〇人と恋愛するにはこうしないとダメだ」、みたいなマニュアル的なものに捕らわれることなく、相手のことを一人の存在として向き合うことが国際恋愛としてはより大切だという結論です。

因みにあくまでこれは恋愛に限った話で結婚となると話はまた別です。自分たち以外に第3者(つまり身内)の存在が出てきますので、それはそれでまた色々考えることになるかと思います。

>