靴下を脱いで家に上がるベトナム人男性

ベトナム北部でも寒い時期を除けは裸足にサンダルがデフォルトなベトナム。そんな中でも靴を履く時はやはりベトナム人でも靴下を履きます(たまに裸足に靴もいます)。今回はそんな靴下を履いているベトナム人男性が靴下を脱ぐタイミングについて書きます。*女性でも同様のことはありますが、男性のほうが見る機会が多いので男性にフォーカスしています。

靴下を履く理由

適当なベトナム人男性に「なんで靴下履いてんの?」と聞いてみました。「いや、お前も履いてるだろ!?」とか「えっ?なんでそんなこと聞くの??」みたいな表情が読み取れますが、あくまで感覚の違いがないかの確認のため、ということで答えてもらいました。大体の意見は以下のような感じです。

・靴が臭くなるから

・防寒のため

・裸足に靴は気分的に気持ち悪いから

まあ、大方予想通りの返答です。

靴下を脱ぐ理由

家や土足禁止の事務所に入るときなどに靴と一緒に靴下も脱いで上がるベトナム人男性が一定数見受けられます。玄関先で脱いだ靴の中に靴下も一緒に詰められているのを見たことがある人もいるんじゃないでしょうか?日本では見ない光景なので、そもそも何でここで靴下を脱ぐのか聞いてみました。

理由1:快適なため

靴下を履いているのは靴が臭くなるのを防ぐためなので、靴を脱いだら靴下を履く必要はない。暑いときは特に靴下を履いたままより脱いだほうが快適だから。

>>裸足の開放感は確かにありますからね。日本で他人の家に上がっていきなり靴下脱ぎだしたらオイオイってなりそうですが。

理由2:床が汚いため

床が汚いので靴下のまま歩くと裏が汚れる。でもって汚れた靴下で靴を履くと靴の中敷きも汚れるから。裸足だと足裏が汚れても靴下を履けば少なくとも靴の中敷きは汚れない。靴下は汚れてもいつでもすぐ洗えるから問題なし。

>>その発想はなかったです。確かにベトナムだと土足厳禁の事務所でもそのまま歩けば結構汚れますし、一軒家などで常に開けっ放しにしているような家は砂埃とかが床に付着している家もありますからね。中と外の境界が微妙な家などは家人がマメに掃除していなければ結構砂埃が溜まってます。

個人的に理由2は腑に落ちました。身内以外の人の前で靴下を脱ぐという行為に慣れてませんので自分が実践するかは微妙なところですが、床が汚いところを靴下を履いている状態で歩くことになりそうなシチュエーションになった場合は、このことを頭の片隅に置いておこうと思います。

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