ベトナム人の体臭

今回はベトナム人の体臭について思うことを少し書きたいと思います。

人種の体臭について思うことあれこれ

個人的に日本人は体臭が少ない人種だと思います。これまでの経験上、日本を東の端とすると西へ行くにつれて体臭が強くなっていくように感じています。なのでざっくり言うと「アジア人<インド系<アラブ系<黒人&白人」といった感じです。アラブ系や白人、黒人となると香水を使用する人の割合も増えるので別の意味で臭いのキツさを感じることが多いのですが、アフリカの黒人は香水文化が浸透していない国も多く純粋な?体臭を嗅ぐ機会も増えます。

体臭を「体のにおい」と解するか「くさい体」と解するかですが、アジア系は常識範囲で風呂に入ってればそれほどくさいと感じることはないかなと思っています。ですのでベトナム人も同様に体そのものがくさいという人は少ないのではないでしょうか。巷でベトナム人は体臭がキツイと言っている人もいますが、恐らく元々入浴習慣が乏しい人であったり、仕事の関係上汗まみれになった状況下で居合わせた、あるいは着ている衣類の清潔度合いが低い、というのが主な理由と思われます。なので元々の体臭がキツイという人は少なく、大して日本人と変わらないように感じています。なので東南アジアの括りで見ても、どの国が一番体臭がキツイかというのは判断できないんじゃないでしょうか。

ベトナム人女性の体臭はどうだろうか

体質的に「この女クサいな」と思ったことは特にありません。年齢や場面など特に変わらずです。なのでやっぱ元々の体臭というのはそれほど強いものではないと感じています。

ただ習慣的な話を加えると、人によっては毎日髪を洗わない人もいますので、夏場に頭皮を直に嗅いだら一定の臭いはあるのかと。あと食生活でニンニクがよく使われるので、ニンニク臭さを感じることもしばしばあります(これは男も同様)。ただし口臭はそれほど感じることがないですね。どちらかと言うと日本人女性のほうがストレスに起因する類の口臭を感じる機会があるように思います。あと足の臭いもサンダル文化のベトナムとヒールやブーツを多用する日本では日本のほうが臭いを感じる機会が多いかな。足の臭さに悩んでいる日本人女性がネット上などでよく質問していたり、女性の足の臭さが話題に上がる一方で、ベトナム人女性でその手の悩みや話があまり聞かれないことからも窺えます。ベトナムでは水虫が一般的ではないのも頷けます。

ベトナム人の加齢臭

これまであまりベトナム人の加齢臭を感じたことはありません。正直日本人で加齢臭を感じたことのほうが多いです。日本人の中年のほうが臭い?いやいや、ちょっと冷静に考えると以下のような理由からではと思われます。

・絶対数が少ない

ベトナムは若い国なので中年層と接する機会が日本のそれより少ないです。

・密着する機会が少ない

日本の電車などのように密着する機会が少ないです。

・社会性の問題

サラリーマンのように一日中外で仕事しているベトナム人中年は少ないですし、臭いの元となるストレスも日本人のほうが多いのではと思われます。

こんな感じなので、例えば同条件で日本人とベトナム人の中年を並べて嗅いでいけば加齢臭レベルはどちらも似たようなものなのではと思っています。もう20年ぐらい前の話ですが、当時友人と電車に乗っていた時、競艇場がある駅に停まるとちょうどレースが終わって帰る大量のオッサンらが乗り込んできたことがありました(当時はベレー帽かぶってたオッサン多かったっけ?)。一瞬で車内の臭いが変わり、「これが加齢臭か」と友人らと半笑いでこらえていたものです。言っているうちに自分もそういった年齢に差し掛かってきますので、他人を不快にさせないよう自分の臭いには気を付けたいと思っています。

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