日本にいてもベトナムにいても主食は米。でも同じ米でも日本米とベトナム米はご存知の通り違います。今回は一時帰国中に感じた「米」について。
今更ながら日本米は美味い
書くまでもないですが日本米は美味いです。私はベトナムにいる時はベトナム米で生活していますし、別にその間に日本米を食べたいと思うことも特にありません。でも改めて日本米を食べるとやっぱり美味いです。白飯、みそ汁で十分な一食です。ブランドの日本米でなくても何でも美味いと感じてしまいます。
私の妻も日本米は美味しいと言います。日本にいる間のほうがごはんをたくさん食べる気になるとのこと。ベトナム育ちのベトナム人でもそう感じるということはやっぱり日本米の美味さは本物なんだと思います。4歳と1歳半の子どもも日本米のほうがよく食べます。ベトナム米とか日本米とかわけ分からず食ってるんでしょうが、やっぱり単純に美味いからたくさん食べるんでしょう。
銀シャリとはよく言ったものです。私はこのフレーズを昔から知っているので日本米の色合いを特別に表すときは「銀色」と言いますが、妻は「透明感」という表現で日本米の美味さを表現していました。確かにベトナム米に透明感を求めるのは品種上難しいと思います。前から妻は日本米のほうが美味しいと言ってましたが、今回は3年振りぐらいに日本で日本米を食べたので余計にそれを実感した模様。帰国後も「多少高くても日本米を買いたい」と言い出してますのでエンゲル係数が上がりそうです。生まれ育った環境で食べ慣れた米が美味しいと感じるわけではないんだなぁと改めて実感しました。
他のベトナム人はどうだろうか
そんな妻の話について他のベトナム人はどう感じているのかと思い聞いてみますと、やはり日本米はベトナム米より美味しいと言います。日本在住者から過去に在住していたベトナム人みんなそう言います。
「ベトナム米は白飯だけで食べるのは味気ないが日本米ならいける」
「冷や飯でも普通に美味しいと思ったのは日本で初めてだった」
などなど。確かにベトナム米の冷や飯をそのまま食べるのは美味しくないですし、それでも冷や飯を仕方なく食べなければならない場合は大概何か汁物をかけて食べるものです。少なくとも冷や飯前提で食べるお弁当のおにぎりなんてありません。
ベトナムでも日本米の苗を使って日本米風の米は売られています。しかしそれでも日本米と同じといかないのは土壌や水といった環境が関係しているんでしょう。「日本米」は十分日本が誇れるブランドだと思います。
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