一般的にベトナム人は女性と比べて男性のほうが不真面目な人が多いと言われています。だらしないという言い方もできるでしょうか。職場の同僚や友人などある程度距離を置いて傍観できる立場なら特に問題ありませんが、こういった男性と恋愛関係、はたまた結婚となると色々苦労させられる日本人女性は多いものです。今回は甘やかされたベトナム人男性について、その特徴と判断の仕方を紹介します。
ベトナムは男性にとって甘やかされやすい背景が存在する
女性の社会進出が著しいベトナムですが、男尊女卑的な文化は根強くあります。これはあからさまに女性を抑圧するというものではなく、「女性はこうあるべき」というような考え方が強いと言えばいいでしょうか。具体的には女性は酒やタバコはやるべきではない、何歳までに結婚して子どもを産むべきだ、など日本では既に過去の価値観になっているものがベトナムでは現在でも残っています。
一方男性は女性と比べてこのようなある種押しつけの価値観がありませんので、女性と比べて比較的自由に生きている感があります。また自分の家系を絶やさないという理由から男児を願う人も大勢いますので、そういった子どもが甘やかされやすいということもあります。
ベトナム人男性をだらしなくする要素
・嗜好品
酒、たばこなどの嗜好品はその代表例です。最近はタバコを嫌がる女性が増えていることもあり、若い人を中心に男性でもタバコを吸わない男性が増えていますが、タバコを吸う人のマナーやモラルなどはまだまだ低い人が多いです。また酒については言わずもがな、飲んで酒癖が悪い人や常に誰かに介抱されるような男性もいますので、こういった人をパートナーに持つ女性はよくぼやいています。
・賭け事
賭け事はやる人とやらない人の差がはっきり出ますが、やる人は家計に影響が出るほどのめりこむ人も結構いますので注意が必要です。「賭け事をやる人=だらしない人」とまでは言いませんが、確率的に賭け事をするベトナム人男性とは恋愛関係にならないほうがいいかと思います。
・家庭環境
全ての根本はこれに尽きるかと思います。相手男性の親族に会うのはそれなりの距離になってからだと思いますが、そのときに同じ親族の男性がどんな感じなのかに注目してみましょう。同じベトナム人でも親族によって男尊女卑が強く出ている家系とそうでない家系があります。また酒席での振る舞いや相手男性の父親の振る舞いなどからでもある程度の判断ができます。もしあなたがその親族の団体そのものに違和感をもったら少し考えてみる必要があるかもしれません。結婚すれば多かれ少なかれその親族の中に入っていかなければならないわけですから。
・マザコン
ベトナム人男性は基本マザコンです。親元を離れて生活している場合、母親と毎日電話で話をするなんてこともよくあります。これぐらいならベトナム人男性またはベトナム人女性から見ても引くレベルではないので許してあげてください。しかし重要なのは母親の意見がどこまで力を持っているかということです。これはベトナム人同士の夫婦でもよくあるトラブルですが、何か家庭の問題が起きたときに常に母親の意見を優先する夫がいます。こういった夫は妻の意見や考えを蔑ろにしがちです。また母親がどんどん自分たちの家庭に入ってものを言うようなタイプ、且つ男性も母親の言いなりタイプは間違いなくトラブルに発展するでしょう。
衝突する若手と親世代の教育方針
ベトナムでは子どもが生まれると祖父母(大体は夫の母親)が同居して子どもの世話を手伝うことが多いです。しかしこのときに嫁と姑の関係が良好であればいいのですが、子どもの教育方針を巡ってバトルに発展することがあります。若い世代は子どもに対して男女の区別なく躾をする人も多いですが、祖父母世代は孫ということも手伝い、どうしても躾に対して甘くなりがちです。またそれが男の子の場合は余計にそういった面が出ることがありますので、頭を抱えるお母さんも多いと聞きます。
あくまで私見ですがベトナム人を配偶者とする場合、ベトナム人女性よりも男性のほうが素行においては注意する点が多い様に思います。もちろんしっかりしているベトナム人男性もいますので、そこを上手く見極めていくことが結婚後のトラブルを避ける一番のポイントになります。