私の妻には兄がいます。歳は私より一つ下になるので年下義兄になるのですが、今回はそんな義兄についてふと思ったことがあったので語ります。
義兄のキャラクター
私の義兄は穏やかで優しい人です。結婚してから何度も義兄と接する機会がありますが、これまでイラつくような経験はありませんし、面倒見のいいキャラクターだと思っています。一方妻からすると義兄は「内弁慶」とのこと。外に対してはいい顔するけど近い身内(同居している身内)にはだらしなかったり、粗暴なところがあるようです。まあそういう場面を見たこともありましたが、別にそれが私に及ぶことはありませんのでスルーしています。
妻は元々家族の男衆(父と兄)に対して厳しいところがあり、電話越しでもよく怒っていることがあります。この前はなんかビジネスについて分からないところがある、と妻に電話で相談してましたが、
「馬鹿じゃないの!それマルチ商法でしょう!!お兄ちゃんがそんなのに手を出したらいいカモにされて搾り取られるのがオチよ!!」
と一蹴されていました。妻がいつも言うのは「兄は思慮が浅い」だとか。
義兄なりの配慮?
義兄は年下ですが関係性からベトナム語では私(em)、義兄(anh)となります(*emは年下の呼称、anhは年上の呼称)。ただ結婚以降も義兄が私のことをemと呼ぶことは一度もなく、私を呼ぶときは名前で呼びます。これは義兄なりの配慮でしょうか、もしかしたら関係性は義理の弟でも歳は上という遠慮があるから名前で呼ぶようにしているのかもしれません。そう考えると日本人同士で年下の義兄や義姉がいる人はどう接してるのかな?と思いますね。年上の義理の弟に対して「~君」と呼ぶのは私だったら何か抵抗を感じそうです。
因みに私には同じ歳の義叔父がいます。要は義母の弟にあたるのですが、その人と話すときにはそれに応じた呼ばれ方をしています(ベトナム語でcháu)。