コーヒー味のビールって何や?

先日スーパーに行ったときにコーヒー味の缶ビールが売られていました。コーヒーとビールを合わせるという発想は何とも奇抜と言いますか、気にはなりましたので飲んでみました。今回はそんなビールの感想と考えたことの話です。

BIA SAIGON COFFEE INFUSED BEER

こちらのビールを開発したのはベトナムで超大手のビールメーカーBIA SAIGON社です。ビールを飲む在住者では知らない人はいないといっても過言ではなく、スーパーや商店、飲食店などどこに行っても取り扱いがあるビールです。なのでどこかよく分からないメーカーが奇異をてらって開発してみたという感じではありません。

で、実際に飲んでました。味は確かにビールとコーヒーの味がします。ラベルに偽りなしです。でも美味いかと言われると正直微妙です。てかもう買わないと思います。あくまで個人的な感想ですがビールをぐっと飲みたい時に欲しい味ではないんですよね、コーヒーの味。アルコール度数は4.5%なんでアルコールを飲んでいる感覚はあります。これだけコーヒーの味がするということはカフェインも含まれているのだろうか???

(もうちょっと黒ビールっぽいのを想像してたけど色は普通)

誰からニーズがある?

多分ビールを普段から飲む人には支持されないんじゃないかと個人的には思っています。じゃあどんな人からニーズがあるのか考えてみました。

①ビールは飲めないがコーヒーは好きという人

ビールの味は苦手だけどコーヒーは好きだからこれなら飲める!みたいな人はいるかもしれません。ただまあそんな人がいたとしても敢えてビールと混ぜたものを飲みたいと思うか?という疑問はあります。

②飲んだ後の酔い覚まし

ベトナムでは昼から酒飲んで二次会代わりにカフェーでコーヒーを飲む人が結構います。そういう人向けにどうかと思いますが、そもそもビールなんで酔い覚ましにはなりませんね。

③日中のちょっとした気分転換がしたい人

昼食後のブレイクやティータイムの気晴らしにコーヒーを飲む代わりにこれを飲む。職種によっては昼から平気でビールを飲むお国柄なのでアリか?

④もうとにかく三度の飯よりコーヒーが好きという人

コーヒーの味がするものは何でも好きという人。ごはんとコーヒーもOKと言う人。

正直どれも微妙ですね。何となくですがメーカーもとりあえず試しで販売してみるみたいな感じかな。こういうチャレンジ精神は嫌いではありませんが、短期間で消えるんじゃないかと個人的には思っています。そういえばこれを書きながらコーヒーの炭酸飲料とかビールシャンプーの存在も思い出しましたが、また機会があれば書こうと思います。

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