2か月以上のロックダウンを経て一気に通常再開に向けて突っ走ってるベトナム。ロックダウン中は外出をすることが許されず、ただ生きるために必要なものを調達することのみ許されていたような状況でしたが、「避妊具ってどうなんだ?」て話がありましたので、ちょっと自身の体験を書きます。
避妊具が必要な人たち
ベトナムの場合結婚前のカップルの同棲は一般的ではありませんから、「避妊具どうする?」ってなるのはやっぱり夫婦なんでしょうね。妊娠しても構わない層や避妊措置(リングなど)をしているという奥さんはともかく、それ以外の層は結構そんな話になってると思います。こちらで避妊具を調達するとなると薬局やスーパー、コンビニなどがメジャーなので、まあロックダウン中も絶対に買いにいけないというわけではありません。因みに通販などで購入というのはあまり聞きません。
スーパーで大人買い
我が家のエリアは買い物カードを使ってスーパーに行ける地域でしたが、私も食料の買い込みのために週2ぐらいで通ったものです。その時にレジで私の前に並んでいる夫婦がいたのですが、避妊具を大人買いしていました。「まあそうなるわな。」と思ったもので、恐らくそんな人たちはそれなりにいたんでしょう。
私の中ではスーパーで食料品と一緒に避妊具を買うというのが何となく習慣にありませんので、若干違和感を感じたものですがさすがに店員は慣れている様子。ちゃんと袋を別にして食料品と同じ袋に突っ込むということはしませんでした。
買うのは恥ずかしいか?
「思春期のガキじゃあるまいし避妊具買うのに何が恥ずかしいんだ!」と言われそうなものですが、実は私は少し恥ずかしい。何というか普通に物を買う時と同じ感覚ではいないといいますか。。。多分対面で購入することにあまり慣れていないからなんでしょうねぇ。日本の通販や自販機に慣れた日本人です。この感覚を妻に話すと「なんで恥ずかしいの?」という反応。この部分に関しては妻のほうが大人です。
私のマンションの階下では個人経営の薬局があるのですが、何か薬の入り用があったときはいつもその店で買っています。なのでその店の店主とは我が家も顔なじみ。で、妻に質問します。
私「この店で避妊具買うのは恥ずかしい?」
妻「いや、気にしない。」
ん~私だったら無理ですね。自分のことを知ってる人から避妊具を買うのは。絶対ちょっと離れた別の店で買います。因みに私はベトナムの薬局で避妊具を買ったことはありません。薬局の構造上、~くださいと直接言わないと商品を買えないのでシャイな私にはハードルが高すぎます。
また妻が加えたのは、
「薬局の人は問題ない。でも買ってるところを同じフロアの人に見られたら恥ずかしい。」
とのこと。つまり同じ顔見知りでも薬局の人と近所の人では線引きがあるようです。私にとっては「認識がある人」で一括りですが、妻はその感覚ではないようです。
なんのこっちゃって話。