ベトナムにもKFCやロッテリア、マクドナルドなどのファストフード店がありますので、ハンバーガーも人気のある食品です。今回のテーマはベトナムのハンバーガーについて。といっても上のファストフード店に置いてあるハンバーガーやちゃんとしたレストランの類ではなく、個人経営のパン屋などで売られているものです。個人的に安くて旨いのでコスパがよく好きです。ハンバーガーだから基本はそんなに変わるもんではないのですが、一つ100円程度とどことなくベトナム風を感じるハンバーガーなので紹介しておきます。
ローカルハンバーガーあれこれ
・具材に香草が入ってる
ハンバーガーに入ってる野菜ってレタスとかトマトとか玉ねぎなどがスタンダードだと思います。しかしローカルのハンバーガーにはパクチーが入っていたりするんですよ。なのでパクチーがだめな人はその時点でアウトな風味のハンバーガーになります。
・ケチャップではなくチリソース
ケチャップよりチリソースのほうがポピュラーなベトナムではハンバーガにチリソースがかけられていることも。ただし大して辛いタイプではないので、日本人でも特に違和感を感じずに食べられるかと思います。実際ベトナム人でも辛いのが苦手な人は多いです。
・テイクアウトは自分で作れ
ファストフードでテイクアウトをした場合、既にできあがったものを渡されますが、ローカルでは持ち帰ってから自分でハンバーガにする必要があります。といってもパンに野菜やら調味料を挟み込むだけなんですが、野菜は別の袋に詰められて後から自分で入れなければなりません。前述したみたいにパクチーがどうしてもだめな人の場合はそのほうがありがたいかもしれません。
・パンは焼いてないことも
ローカルのパン屋で渡されるハンバーガーのパンは基本焼いていません。なのでハンバーガですが温かいといわれると必ずしもそういうわけではなく、逆に言えば冷める心配はいらないというメリット?もあります。
こんな感じのローカルハンバーガですが、何というかこれまでハンバーガーを売ってなかったローカルパン屋がノリで「自家製ハンバーガーでも作って売ってみるか!」のような出来栄えです。なので決して注目を浴びるような商品にはなりませんし、恐らく旅行者レベルでベトナムに関わるような人だと決してお目にかかることはない存在です。