年越しは賑やかに?それとも静かに?

妻に聞かれてふとタイトルのようなことを思いましたので記事にしました。なんてことはない、日越年越しの雰囲気の話です。

年が明ける0:00

私はベトナムの旧暦1月1日の0:00を迎える前にさっさと寝てしまうのが通例ですが、今年はちょっと用事をしていたこともあり私と妻は起きている状態で新年を迎えました。時計が0:00を迎えると各地で打ち上げ花火が見られます。この手の打ち上げ花火は公的なものの他、各家庭単位でも行われるのでマンションの高層などからは各地でこの打ち上げ花火が見られます。でもって瞬間的に辺りの空気が花火の煙に支配されてしまうという。。。

日本の年越しの雰囲気を聞かれ・・・

「花火と言えば日本」というのは妻の感覚にもあるようで、日本でも年越しはこんな感じなのかと聞かれました。イベントとかを除けば花火は夏だけに見られるものですし、何というか日本の年越しはもっと静かな雰囲気かなぁと。若者向けのカウントダウンイベントとか賑やかなものはもちろんありますが、ほとんどの人は静かな雰囲気の中での除夜の鐘、ではないでしょうか?私の実家は前が神社で裏が寺という立地なんですが、毎年年明けの0:00前後には初詣として神社に並ぶ人たちと、除夜の鐘を突くために寺に並ぶ人たちで賑わいます。それなりの混雑でもそれなりに静かなのはさすが日本人と言いますか、これが全部ベトナム人だったらもっとやかましいこと間違いありません。

私も年を取ったのか、テレビで賑やかな年越し番組を見るよりは「ゆく年くる年」で静かに新年を迎えるほうが落ち着きます。

ベトナムで初日の出信仰は?

日本で初日の出というと正月の風物詩として取り上げられます。一方ベトナムではそのような文化はないようです。テトの初日は早朝から賑やかにやるので、日が昇る前から家の人が準備に忙しくするというのは普通にありますが、その朝の太陽が昇ってきたとしても時に何も感じないのだとか。この辺りは文化の差を感じますね。ただ私が住むハノイでは気象的にこの時期太陽が出る日が少ないということもあり、テト初日が晴れですと縁起が良いということで喜ばれはします。

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