語学を学ぶときは今でも手書きにノートを使いますので下敷きが必須なのですが、先日20年ぐらい共にしてきた下敷きが遂に経年劣化でぶっ壊れました。学生のときから苦楽を共にしてきた相棒。今までありがとう。。。今回はベトナム人と下敷きについて語ります。
ベトナム人に下敷きは不要
過去に私が使っている下敷きを見て嫁が一言。
「何これ???」
下敷きというベトナム語が分からず(というか無いらしい)、どういう風に使うかを説明すると、
「何で必要なの???」
と再度質問を返される始末。筆跡が裏に出るとか、書き心地が気持ち悪いとかいろいろ説明してましたが、イマイチよく分かっていないようでした。むしろボールペンで育っている妻からすると柔らかいほうが書きやすいのでは?という観念なので理解しがたいみたいです。
ここで改めて思ったのは日本は下敷きを使う特殊な国ということ。私のように日本人は子供の時から下敷きを敷いて書くことが普通なので、使わないで鉛筆書きなどをすると違和感を感じてしまいます。小学校のときも下敷きを使わなかったら先生からよく怒られたものでした。
大人になるにつれて下敷きを使う頻度は少なくなると思いますが、下敷き文化ってその環境で育ってなかったら余計なものでしかないのでしょうな。
どこで買う?
さて、新しい下敷きを探しに街へ出ますがローカルの文房具屋には当然ありません。それならばとダイソーに足を運んでみましたがこちらでも見当たらず。そもそもベトナム人から需要がないものは日本人ご用達の店でしか手に入らないのは分かり切っています。でも富分とかアクルヒとかもさすがに下敷きはないだろうということで、結局見つけられずじまい。日本人学校に通っている子どもたちはどこかハノイで入手する術があるのでしょうか?今も下敷き難民として厚紙を敷いて勉強しています。